さんだる




いつも部屋で焚いているお香がきれてしまって。探しにいったけれど、みつからなくて、ふと目にとまったセージという文字に惹かれて顔を近づけてみると、すごくすきな匂いで。数ヶ月前、実家の庭で母が育てているハーブたちをわけてもらったことをおもいだした。あのとき、セージは刻んでソーセージのお肉にいれたんだった、ローズマリーはじゃがいものローストだったっけ、タイムは確か、ということまでおもいだして、ぐう、と鳴るおなか。やっぱり、くいしんぼうはどうにもやめられない。
それにしても、部屋中いい匂い。
セージの花には、蜜蜂がよく集まるらしい。



頭の中を探検してみる、

敏感肌用の化粧水を使いはじめたけれど、なにがどうなったらどうして敏感肌というのだろう、という疑問。
ボウル1杯のポップコーンにまんべんなくちょうどいい塩味をつけるにはどういう手法がよいのか。
チーズと夢、の関係性について。
殆どの事柄に対して聞く耳を持たない人が叩き続けるポケットの中にはビスケットがそもそも入っていない、ということを気づかせるにはどうしたらいいのだろう、埃が舞ってむせかえる。
桜の花の蕾が膨らんできて、おいしそうだなあ、と喉をならしたきおく。
あるひとは、あらゆることを他人のせいにしない、だからわたしは尊敬もしているのだと気づいた、数日前。
ケチャップがもともと薬として販売されていたってことしってるひと手あげて。
なんでもかんでもなぞなぞにしちゃったらもっとたのしくなるかな、目が回っちゃうかな、ってもう回りはじめてる目。アーメン



ライオンのたてがみは、どんな匂いがするのだろう、と想像してみたら、アメリカのクッキーみたいなのだった。

では、夢であいましょ。