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だれにもあいたくないようなきぶんだな、とおもった。いや、そもそも、わたしはひとりでいるのがすきで、いっしょにいたいとか、あいたいとか、そういうことのほうが稀なのだときづいた。


一声や、一文字で、うれしくなったりする相手もいて、わたしはすごく勝手なのだとわかる。そんないきもののほうが稀なのだ。


あたたかいひとはこわい。逃げたくなってしまう。だけど、もうしばらく、あたたかいばかりのひとをしらないから、こうして留まって、いきてこれているんだとおもう。おだやかなのと、たいくつなのはにているから、はきちがえないように、目を凝らす。あんまりよくみえない、けど。


みらい の ビュー が すこし みえてきたから 進もう。もっと、したたかに、ありたいとおもっている。しなやかに。ほしいものが、ひとつだけある。だけどまだ、だれにもいえない。だれにものぞまれてはいないし、こわいから。モールス信号をすこし、おぼえたんだよ。



なんだってできるくらい若くはないけれど、なんだってやるきもちでいる。すこしつかれてるけど、まだ動ける。だいじょうぶ。


とおくてちかくにいる友へ。

だいじょうぶだってば。