仔猫さん、



どうしてわたしは爪を噛むのか。

じぶんでも、理由はわからなく、ふと気づくと、カリリ、噛んでいる。それは決まって、一人きりの自室でぼうっと呆けているときか、たまらなくたまらないライブをみているときか、そのどちらかのように思える。気づくと、カリリ、である。


わたしがこの悪癖 ( と認識してはいる ) をやめれるのは、いつだろう。きっと、誰かに監禁軟禁拘束され身動きすらとれない状況に陥るか、死ぬか、じぶんに子供ができたとき、くらいしか想像はできない。

んー、そのどれも、予定は無い。

何か、手を打たなければと考えあぐねること、これしばしば。


待っているうちは、便りなどこないということを、しっているアタマで、ぼうっと、マニキュアを短い爪に塗った朝。


ひどくねむたい。



だけれどあまり、わたしは眠らなくなったようにおもう。