ゆめくい



朝、ねむたくならなくて、ひさしぶりにインターネットをサーフィンした。波は、まばら。いろんな情報がひしひし、していて、凝り固まったり、ぐんぐん、流れていったり。つぶつぶが、うごいて、いつかみた、宇宙から眺めた地球みたいだとおもった。はなれて、ちかづいて、そうすれば、いろんなふうにみえる。

万華鏡も、そうだったな。角度を変えて、まわして、まわして、びっくりして、まわして、きれいだった。

なんでもよくにている。




きのうは、ずいぶん、ぼんやりしていたみたいで、仕事にいくのに、サンダルみたいな靴を履いていって。帰り道、すごくさむくて、かかとが取れるかとおもったけど、生きてるな、よしよし、なーんて頷いてしまうくらいのわたしだから、ここまで生きてこれたのかもしれない。もしも、かかとがほんとうに取れてしまったら?子鹿みたいな歩き方に?それとも、ゆらゆら、天秤のように?なーんていうことばかり、想像する。で、どうするの?

粘土、買いにいこうか。ぺたぺた。



まだまだ、さむくなる冬。雪は、ふるだろうか。





1秒後に死んじゃうかもしれないんだし、それより先の未来を悲観するのはやめようとおもう。

たいせつなものなら、すこしだけ、それでわたしにはじゅうぶん。





不良少年のめだまは、なきたくなるくらい、きれいなんだよ。

覗いてみたい、万華鏡。