すかんく




いま、Blankey Jet City ヘッドフォンでききながらソファに腰かけてる、くちづけ、そして斜陽、もう朝がやってこようとしてる、ウイスキーソーダはやたらとあまくって、窓を開けたら肌寒くて、フローリングで踊った裸足裏はよごれているからたのしくて、


ジプシーパンクで踊ろうとコンポのスイッチをつけたらながれてきたのはアフリカのサザエさんの声で、抜けた歯をおもいだしてかわいいなってわらった。レバノンの羊料理をつくろうとしたけどみんなを夢に追いやるのに忙しいのか逃げたのか、スーパーマーケットで選びとったのは牛の脚肉、それをパセリと玉ねぎとにんにくで煮込んでいるとちゅう、空腹に耐えられずに食べたパンで満腹になっちゃって、



記憶がごちゃまぜになってる、
おなじ言語を話しているのにやりとりができないひととの対話を諦めかけているけどどちらがいけないというわけではないとおもう、悪者になるのなら幼い頃から慣れちゃってて、かなしいけど。みんなみんな、黙り込むのが得意だ、問いかけて答えるのは面倒くさそうな目の色ばかりで。噛む犬は吠えない?そのとおりだとおもってしまうから、わたしはわたしがこわい。吠えなくなって、吠え方もわからなくなってしまうこと。そうして噛みつき合ったなら、いつどうなってしまうんだろう。精神と肉体がメビウスの帯をぐねぐね、泳いでる。



午後に目がさめたらスパゲティにしよう。こんやはパーティ