ロカンタン



"  いつだってどこか遠くにいきたいとおもってしまうし、いつだって、いますぐここで標本になりたいとおもったりする。 "

そう書き留めたのはきのう、
このふたつの思想を、その時、まったく反することばのように、わたし自身、感じていた。まっすぐ、解釈するならば、それもそうだろうと、おもっていたのだけれど、それらを同時に感じてしまったわたしは、気づいた。

自由でいられるなら、なんだってできるのだと。あゝわたしはずっと、自由だった、と。ずっとわたしを縛りつけていたのは自分自身だったのだ。

ひとつの肉体で、このまま標本になりたい、とおもったと同時に、わたしはわたし自身が望む遠くへ、と行ってしまっていた、瞬間、どこへでも行けた、
と、ここまで書いて、そういえば、以前にも同じような感覚をおぼえたことがあったなとおもいだした。
ものすごく、ここちいいソレ。



あとひとつ、
待ちびと、の反対は、わたしは行く、で、あってるとおもわない?
まちがっていてもいいのだけれど。


きのうは電車が3分遅れていたけれど、焦らなかった。きょうは電車が2分も遅れていて、すごく焦っている。
おもしろい。


ちょっと、ビール浴びてくるね。