ももんが



いろんなことがあるなあとおもって、ちょっとわらった。気にしてた自分がばかだったなとおもうことってけっこうある。恩をきせる気は毛頭無いけれど、陰口みたいなものに嫌悪や恥をわたしは感じるんです。ただの悪意だと自分が感じたら、離れたほうがいいとおもっているし、そもそもさよならすら必要では無いけれど。何も知らずにあの人はぺらっぺら垂れ流しているのだし。言われたこっちが見てて恥ずかしい。生きていればみんな歳をとるってこと、知らないのかな。ご自分もですよ。

では、お先に失礼します。



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きのう、ふと思いたって、人を誘った。ずいぶん痩せていたからか、生気がうすくなっているように感じたし、周りのいろんな人たちが心配していたのもあったけど、笑顔がみれてよかった。彼がうたうのをみてきいたことがある。この生き物初めてみた、とびっくりした。たましいがうたってるかんじで。ぎゅ、っと内臓や脳みそが絞られてでてくるような声に、毛穴と瞳孔がひらいたのだった。よくおぼえてる。もうすこし話したかったな、とぼんやりおもってる。



ぜんぜんねむたくならないのがこわい。お腹も空かないからお酒ばっかりのんでて、動けてて、ガソリンだなーってしみじみ感じる。天秤が音をたててガタガタゆれてる。ぜんぶしぜんなこと。ふしぜんも、しぜん。ゲシュタルト崩壊の儀。そういえば、こわれないものってあったっけ。




そのソウルジェム、濁ってない?

わたしはちょっと。


汚れたらきれいにすればいいよねって、毛足の長い野良猫がいってたのをおもいだした。