丸と罰
ぼう、としている。
きがつけば、朝がまた、やってきていた。アフリカンミュージックがながれる部屋で、煙を吸っては吐きだして、なにを、おもう?わたしは。
髪の毛が、随分と伸びた、そんなことにきづいて、すこしだけ、浮かれたようなきぶんになって。また、髪の毛が腰の辺りまで伸びたら、いいな。冬には、あたたかいし。
ねえ、わたし、なにを、おもう?
わたしは、わたしに問う。
ええと、濡れた火の鳥は、弱っているのか?ということだとか、ドーナツの穴は、ドーナツの所有部分よね?とか、そうして世界とぼくたちはつながっているのかも、だとか、これから先の未来に、わらえているといいな、みんな、とか、そういうこと。あと、おなかへった。
夏休みの宿題を、先延ばし先延ばしにするような子供だった。そういう癖は、いまになっても変わってはいないことに気づいて、宿題に代わるようなことを、やってみた。ら、ゆとりや余裕みたいなものが生まれたわけなのだけど、もっとはやく思い知ればよかったね、って、
後悔にも似た苦笑いは未だ残っているけれど、じゃあいまからでもやればいいじゃんね、ってことです。
よかったね。よかったよ。よくやった。
だって、わたしはいまがたいせつなんだ。過去とか未来とかぜんぶ含めて、たいせつで、たいせつにしていく。そういうつもり。
言いたいことは、できるだけ発言しよう。わるいものが溜まっちゃって、じゅくじゅく膿みつづけるのはもう、ご勘弁。左様で。はい。
--- のことを、おもっている。
だいじょうぶだな、そうおもえる。
しぜんなはやさで、進もう。