次のカードは ?
できればまいにち、こうしてことばになにかをのせて、のこしておければ、そうおもう。いくらクタクタのときだって、指くらいなら動かせるんじゃない?でしょ?
職場の冷蔵庫にずうっと、二つの梨が、忘れられたように入ったままで、一つだけ持って帰ってもいいですか、とやっと、そうして右手の指にぶら下げられた梨くんなわけで。
いつか、友人に「きみはやらなくてもいいようなことまで背負っているような気がする」と言われたことを思い出した。そのときわたしは「わたしはやりたいことしかやらないし、やりたくないことはやらない」そう確か答えた。その返事ならいまも変わってはいない。
文句ばっかり言っているなんて情けないとさえ感じてしまう性分だからなのか、たまーに、生きづらいとはおもう。だってみんな、文句ばっかり。或る誰かにとっては、わたしもそうなんだろうな。うーん。
だからこそ、たのしくやっていきたい、ってそれだけ。
だいじょうぶ、きっとうまくいく。
真剣な遊びがだいすきなんだ。
すっごく、たまごが食べたい。
小走りで、家に帰る。