4U
ふときづいた。
ある女の子と話していたとき。
わたしたちがことばを交わすとき、ことばを " 視て " いるのかもしれないな、と。
赤色の彼女と、青色のわたし。
何もかもがまるで正反対なわたしたちは、背中合わせでくっついているみたいだ。太陽が顔をだして、月が隠れていくように、星たちが鳥に姿をかえていくように、
何年か越しで気づいた、
二人とも、それぞれの額に傷跡があることを。原因は違う、よく似ている傷。
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そう、ことばを視ているから、気づくことが、たくさんあるのかもしれない。やまないおしゃべりが呼んだ朝に、みた夢は奇妙だった。
凛々しい犬が鼻先でおしえてくれた道の先には、何があったのだろう。
朝から、チキンスウプをつくった。
キッチンからのいい匂い。
また、つぎの夜にね。
おやすみ、スウプ